キャッシュ・グループ定義は、キャッシュするOracle表ごとに別々の表定義を指定したCREATE CACHE GROUPを使用して作成できます。
注意: | アクセス制御を有効にしてTimesTenをインストールした場合、CREATE CACHE GROUP文を使用するには、データ・ストアに対してDDL権限が必要です。また、TimesTenユーザー名はOracleユーザー名と一致している必要があります(これは、内部ユーザーにも外部にも適用されます)。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のアクセス制御に関する説明を参照してください。 |
CREATE CACHE GROUP文の完全な構文については、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド』を参照してください。
簡単なキャッシュ・グループ定義の構成を次に示します。キャッシュ・グループ定義の各部については、以降の項を参照してください。
注意: | Cache Administratorを使用して、Webブラウザでキャッシュ・グループを作成することもできます。詳細は、「Cache Administrator」を参照してください。 |
CREATE CACHE GROUP文の実行時エラーが発生した場合は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド』のキャッシュ・グループを作成できない場合に関する説明を参照してください。
CREATE CACHE GROUP文で、次の形式を使用してキャッシュ・グループの名前を指定します。
Owner.Name
キャッシュ・グループ名に所有者を指定しなかった場合、IDまたは現行のセッション・ユーザーが所有者として使用されます。
キャッシュ・グループ・タイプは、システム管理またはユーザー管理にすることができます。システム管理キャッシュ・グループでは特定の動作が実行されますが、ユーザー管理キャッシュ・グループの動作はカスタマイズできます。システム管理キャッシュ・グループには、次の基本タイプがあります。
ユーザー管理キャッシュ・グループの詳細は、「USERMANAGEDキャッシュ・グループ」を参照してください。